肩の新陳代謝がおとろえ、老廃物が溜まってしこりが残ります。

血行不良から痛みを発症していると考えられます。

また、内臓疾患やストレスなどが溜まると、それに対応した部分の筋肉に過度の緊張が起こり、それが原因で肩の筋肉がうっ血状態となり痛みを発したりもします。

肩の筋肉の張りは上部頚椎のゆがみも考えられ、肩こりに悩む方は猫背で胸椎を圧迫し、肩甲骨も前方に引っ張られ前肩になり、あごも前に突き出す姿勢になっている方が多く見られます。

この姿勢も胸椎と頚椎を歪ませ、肩だけではなく腰・首から体全体に悪い影響を与える悪循環となってしまいます。

腹筋と背筋の緊張を取り除き脊椎の矯正が必要です。

痛みは肩にありますが、体全体のバランスが悪く結果として肩に痛みが出ていることが多く、腹筋からつながる胸筋・背筋の調整や、胸骨・肩甲骨の調整も必要となります。

全てはおなかにつながるのですが、内臓疾患も考えられるため、腹部調整を含め、骨盤から下半身の調整も必要になってきます。

五十肩は肩関節の老化からくるズキズキする痛みが伴い、腕が肩より上に上がらなかったり、腕をまわすことが困難になるといった運動制限があります。

肩周辺の筋肉の老化に伴い筋肉を固定していた骨がずれるために痛みが発症します。

脊椎・肩関節・胸鎖関節の調整がポイントですが、やはりそこにつながる上半身全体の筋肉と腕の筋肉の緊張をやわらげ腕の動きをスムーズにし痛みを和らげます。